観光サイクリングin木更津の下見に行ってきました。
昭和風情が残りすぎな木更津駅舎が素敵。
まずは「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」巡りから。
選擇寺の蝙蝠安の墓。
主役の「切られ与三」に、ゆすり&たかりと悪事の限りを仕込んだとされる「蝙蝠安」。蝙蝠安はボンボンでイケメンさらに花柳界の寵児でした。夕方になるとフラフラと出かけることから蝙蝠安と呼ばれました。
選擇寺では「お竹大日如来供養塔」という興味深い逸話にも触れます。
光明寺に移動。まずは薬医門が見所です。
蟇股「力士像」。
彫物大工の名人中の名人「波の伊八」20代の作品。
「いやさお富、久しぶりだなあ」
ツアーでは切られ与三とお富さんの波乱万丈の愛の話をしま〜す!
舞鶴の松も風格を感じます。
木更津と言えば・・・
証城寺の狸囃子。逆立ちしているので「きぬ太くん」。
カラーの証城寺マンホール!
証城寺へ。
野口雨情が木更津に訪れた際に、證誠寺に伝わる「狸囃子伝説」を提供されたことを契機に作詞。中山晋平がその歌詞を元に作曲。大正14年(1925)に発表。
境内も清掃が行き届き、清浄な空気が流れています。
証城寺マンホール別バージョン。
八剱八幡神社。
スサノオ、ヤマトタケル、源氏ゆかりの木更津の総鎮守。
ツアーでは8について深掘りします。
しかもレイラインではないですかっ!!!
八剱八幡神社から道をまっすぐ進むと、切られ与三とお富さんが逢瀬を楽しんだ松林を抜け、大鳥居に辿り着きます。なんと素敵な道が残っているのでしょう。
近くには木更津甚句の像。
さらに像の向かいにはアーティスティックな遊具。
このエリア面白すぎです。
中の島大橋は日本一高い歩道橋。
あら工事中ですと。眺めて楽しみましょう。
歩道橋なのにお金をかけましたね〜!
凄いぞ木更津市。
木更津にドイツパンが美味しすぎるお店を発見!「ひととわ」さん。
全てが美味しいのでお土産にどうぞ〜♪
昼食は創業明治30年の老舗である宝家さんで。
オススメは、あさり御膳のハーフ&ハーフ。
かき揚げと串揚げの両方を楽しむことができます。
食後は三好家で食することできたら豆大福をパクつきます。
金鈴塚古墳は昭和25年(1950)に行われた発掘で金製の鈴5つが出土。もちろん重要文化財に指定されています。
木更津という地名の由来は、三浦半島の走水から舟で房総半島に渡る際、荒波を鎮めるため身を投げた妃の弟橘媛の死を日本武尊が悼み、この地から「君去らず」、つまり「君が去らない」としばらく立ち去ることができなかったことに由来します。
展望台からは木更津の眺望が抜群です。
木更津市郷土博物館 金のすず。
なんと特別展期間で入館料300円が必要とのこと。企画段階で情報収集できませんでした。入館料を各自ご用意いただければ幸いです。
1961年〜1963年にかけてと1989年〜1991年に保存修理が行われた金鈴。実物を拝見すると古代にこのサイズ感のものを作られていたことに驚くばかり。
富士山や箱根、浅間山など火山の影響を受け、草原が広がる関東地方は馬の生産地としても適していたのですよね。
旧安西家住宅は、江戸時代中期に建てられたと推定される上総地方で最も大形の民家。
房総は石橋山合戦から敗走した源頼朝が再起した地。鎌倉時代の痕跡が数多く散見する房総です。小熊吉蔵が昭和7年に発刊した上総鎌倉街道の研究書の原点が中烏田の示道標。
電柱の横にひっそりと。シブイ!シブスギルゼ!!!
この地に残る鎌倉街道の痕跡を調査開始!
照葉樹林に切り開かれた踏み跡。
港南台の住宅街が開発された際に鎌倉街道の保存活動をしたそうです。
歩いていたら通りがかりの地元のお爺様に教えていただきました。ご縁に感謝。
エル・プランタンさんでケーキタイム。
マイフォークなどをご持参くださいませ。お店の前に自販機がありますので温かい飲み物も調達可です。
高幡不動の藤生義治シェフ、リヨンのショコラティーSCRIBANTE DOMOM のシェフ、ショコラの巨匠ジャンマルク・スクリバント氏から学んだ山本晋介シェフ。多くのコンテストで優賞・入賞を果たしています。
全てのケーキがクオリティ高すぎ〜♪
ケーキを食べたら木更津駅に戻ります。
金鈴モニュメントがお出迎え。こんな流れの木更津ツアー。ご都合つきましたらお気軽にご参加くださいませ!








































池ヶ谷 誠 セブンヒルズアドベンチャー代表。東京近郊でアウトドアツアーを企画運営。MTB・トレイルランニング・シャワークライミングなどマルチにガイディングしています。