南八ヶ岳をグルッと周遊。

DSC02190

チームセブンヒルズ企画で八ヶ岳に行ってきました。
南八ヶ岳の赤岳〜横岳〜硫黄岳を巡ります。
予定では美濃戸山荘まで車で入る予定でしたが、この日の9〜12時まで道路整備のために道路が通行止め。8時55分に着いていたけれど通行止めになっていたので美濃戸口からのスタートとなりました。美濃戸口から美濃戸山荘までコースマップでは、登り1時間・下り50分となっていて余計なアルバイトが加わりました。「こうなったら御小屋尾根を上がって阿弥陀岳も登っちゃってもいいんじゃね?」と一瞬頭を過りましたが、まぁあまり欲張り過ぎても良いことはありませんから、赤岳〜横岳〜硫黄岳を満喫することに集中する予定通りのルートで。とりあえず林道をスタコラサッサとやっつけました。

DSC02192

林道をジョグること約30分。予定していたスタート地点に到着。
南沢沿いを登り行者小屋を目指します。

DSC02195

八ヶ岳は苔がイイですよね〜。
今回は南八ヶ岳ですけど、北八ヶ岳の苔は素晴らしいものがあります。
特に白駒池付近は麦草峠から楽々アクセスできるので、
ご興味のある方にはオススメな苔スポットです。

DSC02207

9月に入り、高山は秋の装い。ナナカマドの実。

DSC02211

行者小屋に到着。ここから先が赤岳に向けて急登となります。
アップ終了というところでしょうか。トイレは全ての山小屋100円です。

DSC02215

ゴゼンタチバナの実。

DSC02218

マイヅルソウの黄葉。

DSC02220

まだ咲いていたのね・・・イワカガミ。

DSC02221

さてさて行者小屋から赤岳へはスパルタの階段昇りが待ち受けます。
急である。段差が大きい。ハードルみたいな階段もあるときた。
心拍数急上昇間違いなし!

DSC02222

コケモモの実。

DSC02229

トウヤクリンドウ。

DSC02236

急な階段を登りきると岩場の急登。
どちらにしても赤岳までは急ということですね。

DSC02240

ミネウスユキソウ。

DSC02241

コバノコゴメグサ。

DSC02252

イワヒゲ。

DSC02248

シラタマノキ。

DSC02246

最後は急登をググっと頑張って赤岳に登頂。
八ヶ岳最高峰になる赤岳は標高2899m。

DSC02255

赤岳から横岳に向けての主稜線。まずは岩場の急下降。
岩はグリップが効くので意外に怖くないのですが、
何せ急ですからね。転倒したらヤバイので慎重めに行動。

DSC02258

雲上のゴツゴツとした岩稜を越えていきます。

DSC02274

危なそうに見えますが、ルートは東側の山腹を巻いたり西側の山腹を巻いたり、
上手にさほど危なくなく登山道がついています。
好天なこの日はルンルン気分で進んでいけます。
悪天だったら超大変なんでしょうけどね。

DSC02285

要所要所にクサリやハシゴが設置してあります。
山慣れた人ならなくても大丈夫だと思うのだけど、
八ヶ岳というとメジャーな山ですから、たくさんの人が登るので必要なのでしょう。

DSC02291

とりゃっ!

DSC02307

横岳に到着。標高2829m。横岳だけに横になってみました。

DSC02308

「失望の八ヶ岳」とみんなで笑ってしまったカニのヨコバイ。
あまりのイージーな岩場に衝撃を受けたのかビミョ〜な写真となりました。

DSC02314

横岳を過ぎると稜線が広くなってきます。
だだっ広くなってきたら硫黄岳はもう少し。

DSC02317

登りきると爆裂火口がお出迎え。

DSC02320

硫黄岳も無事に登頂!標高2760m。やったじぇ〜い!

DSC02322

さ、下山です。赤岳鉱泉目指して一気に下降。

DSC02327

まさに硫黄岳という色味ですね。

DSC02336

赤岳鉱泉から北沢ルートは大きな石が多かったり、
縦に揺れる橋があったりして簡単ではない。コケると痛そうである。
岩のグリップ自体はいいんですがね。ここも安全走行で。

DSC02340

最後は林道を爆走で下山。

DSC02342

下山後はもみの湯にて入浴。

DSC02344

そしてカントリーキッチンにて打ち上げ。
ステーキ丼(古代米)を食しましたが、とても美味しかったですよ。
長時間の車移動含め、皆様お疲れさまでした〜。


アバター画像

池ヶ谷 誠 について

セブンヒルズアドベンチャー代表。東京近郊でアウトドアツアーを企画運営。MTB・トレイルランニング・シャワークライミングなどマルチにガイディングしています。1973年神奈川生まれ。
カテゴリー: チームセブンヒルズ パーマリンク

コメントを残す