縄文時代と弥生時代

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観光サイクリングというツアーを行っているので、各地の博物館や史料館に行く機会も多い。そこで毎回思うのですが、「早く展示内容を修正した方がいいのでは!?」という点も多々見受けられます。この20年ぐらいでDNA鑑定などによって今までの学説が覆されてることがたくさんあります。大きなことでは稲作の伝来ですね。「弥生時代に朝鮮半島から九州北部に稲作が伝わり日本全土に広がった」というのが昔の定説でしたが、今の考古学界での主流は「中国の長江下流の河姆渡から縄文時代の日本に直接伝わった」という説です。朝鮮半島を経由せずにがポイントです。縄文稲作。放射性炭素年代測定や縄文時代の地層から稲のプラントオパールが続々と検出されているので、これは今では常識なのだけど各地の博物館の展示修正が全然されないんですよ。展示物の出発点から違うのですから本当に困ったもんです。

↓詳しくはコチラのインタビュー記事をご覧下さい。
http://www.athome-academy.jp/archive/biology/0000000116_all.html

この説も今後の発掘や研究によって変わる可能性もあります。
縄文文明というのは、私達が思っている以上に高度であり文化的です。
調べてみると色々とビックリさせられます。
個人的に、縄文時代&平安時代&江戸時代の文化が特に好きですね。


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池ヶ谷 誠 について

セブンヒルズアドベンチャー代表。東京近郊でアウトドアツアーを企画運営。MTB・トレイルランニング・シャワークライミングなどマルチにガイディングしています。1973年神奈川生まれ。
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